AKB48まとめんばー

松井玲奈卒業発表コメント(3)（オールナイトニッポン生放送より）

■SKEとしてやり残してることがなくなった

タイミングとしても総選挙が終わってSKEがたくさんランクインして、これからなのにどうして今なんだろうって思う方もきっといらっしゃると思うんですけど、でも、選挙に出なかったことが卒業につながっているわけでも、SKEのメンバーがたくさんランクインしたからもう安心だと思って卒業するってわけでもなくて、

私自身がもともとSKEに入った理由っていうのが役者さんなりたくてこのグループに入ってて、ちょっと変わってるなって言われるんですけど、でも、毎日というか、たくさんステージに立ててその中で歌を歌うことで表現するということが、17歳のときに入ったんですけど、17歳の当時の私にはすごく自分にとって自分のやりたいことにとってプラスになる場所だなと感じだので、だからSKEに入ってたくさんステージに立って自分の夢に近づきたいなと思ってこのグループに入って活動していました。

そういう中で自分の本当にやりたいお芝居の道に進みたいなっていう気持ちが芽生えてきていて、それをするにはSKEにいながらお芝居をするってことも不可能ではないことなんですけど、SKEにいて感じられること、楽しかったり、たとえば総選挙でランクインしてうれしかったり、悔しかったり、いろんな気持ちが48の中にいて感じることができるんですね。

でも、それ以外の気持ちを私はあまり知らないなと。

たとえば今、私と同世代の子たちがどういうときに楽しいって思うんだろうとか、うれしいって思うのか悲しいって思うのか、そういういろんな気持ちをもっともっと自分自身、アイドルの松井玲奈ではなくて、1人の松井玲奈としてもっともっと知っていきたいなって気持ちが芽生えたときに、グループから離れて自分の道を進むっていうのがいいんじゃないかなって感じ始めたっていうのがきっかけのひとつにもなっていたり、

あとは自分が今までしてきた活動を振り返ってみたときに、本当にいろんなことを経験させてもらって、劇場に出たり、いろんなところでコンサートさせてもらったり、握手会でたくさんの人と会ったり、総選挙に出してもらったり、そういう中で自分の中でSKEとしてやり残してることがなくなったなっていう風に感じで、きっとファンの方の中には「そんなことないよ」って思う方もいらっしゃると思うんですけど、

それでも私の中では「やりきったな」っていうところがあって

だから、「次のステップにもう進まなくちゃいけないのかな」っていう気持ちが芽生えてきた

っていうのがあります。

松井玲奈卒業発表コメント(4)（オールナイトニッポン生放送より）

■後輩たちでいろんなことを考えて、SKEというグループを作ってほしい

もうひとつ大きなことでいうと、後輩のことを私はすごく考えていて、自分で考えているっていうのもあれなんですけど、選挙でみんながランクインしてうれしかったのは本当です。

でもそこからどうしていくのかなって考えたときに、自分がたとえばこのままずっといてみんなと一緒に活動していて、その中で、なんて言ったらいいんだろう、自分でこんなことを言うのは間違いかもしれないですけど、きっと、

私や珠理奈や真那だったり先輩のメンバーがいることで与える安心感というものが、きっとあると思うんですね。

それは、私がたかみなさんがいたり小嶋（陽菜）さんがいたり、たとえばさっしーとか麻友さんとか柏木さんとか、いろんな先輩メンバーがいることで、すごく安心ができるっていうのもあるんです。

その中でやっぱりそこに甘えてしまう気持ちがあって、そういうときに、本当に私の自分勝手な考えだけど、後輩にもっともっと成長してもらいたいし、自分たちでいろんなことを考えて、SKEというグループを作ってほしいから、自分たちが今までそうやってスタッフさんとファンのみなさんと一緒にSKEを作ってきたように、今いるメンバーにもそういう気持ちでSKEをこれからもっともっと盛り上げてもらいたいなっていう気持ちで、

私が離れたときにSKEがどういう風にみんながひとつ抜けたところをどうやってまた盛り上げていくんだろう、そうやって頑張っている姿をSKEを私はすごく見てみたいなと思ったので、卒業をしたいというか、しようという決断をしました。

ちゃんと伝わっているのかな？　すごく支離滅裂だと思うけど、本当にひとつの卒業したいっていう気持ちじゃなくて、いろんなときに感じたいろんな気持ちが全部合わさって、こういう結論に今、至っているっていうのが、少しでもみなさんに伝わればいいかなと思います。

本来なら劇場だったりだったりライブの会場でみなさんの前でお話しするべきだと思うんですけど、今日こうして私に2時間与えてもらって、その中でしっかり自分の今、話した以外にも全然話しきれてないので、この時間の中で少しでもみなさんに伝わるように、この貴重な時間を使ってちょっとでもわかってもらえたら、というか、伝えることができたらいいなと思ってこのこのオールナイトニッポンに出演させていただいて、卒業発表をするっていうことを決断というか、そういう場所を与えていただくことができたので、今日こうして、ここにいます。